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2009年10月11日 (日)

こわい動物と、かわいい動物

個展すら開いたことがなく、せいぜい自作の動物写真カレンダーを
周囲の人にしか配ったことがない私は、自分の写真に「感想」を
寄せていただく機会がなかなか無いのですが…。

一緒に仕事をしているコピーライターのU氏が、こんなことを
言ってくれました。

だいさんは…
「こわい動物」をかわいく、「かわいい動物」をこわく撮りますね。

そのU氏も、カレンダーを差し上げたうちの一人。

お仕事柄、普段からいろんな写真を目にされている方だけに、
そのような方からご感想をいただけたのは、とても嬉しいことです。

D30_0009
【カリフォルニアアザラシ】いしかわ動物園(石川県能美市)

「こわい動物をかわいく、かわいい動物をこわく…」

なるほどね、そういう風に撮っているのかな。
自分ではあまりそんな意識はしていないんですけれど、
言われてみると「そうかもなぁ」と思える部分もある。

D31_3678
【ライオン】いしかわ動物園(石川県能美市)

そしてそのU氏は「写真には人柄が出ますからねぇ」とも。

うむ、「こわい動物をかわいく、かわいい動物をこわく」撮る
私の「人柄」とは、いったいどんな人柄なのでしょう!?

…なんてコトも思ったりもするのですが(笑)

動物園でも、ケニアのサバンナでも、動物と向き合うときは、
実はあんまり「こう撮ろう」とか「こういう表現にしよう」とか、
理屈とか理由とか、考えていないのが、正直なところです。

レンズ越しに動物を眺めて、「おっ!」と思った瞬間を切り撮る、
なんて言うとカッコイイですけれど、要するにインスピレーション
頼みに写真を撮っているということでしょうね。

D30_9521
【アルダブラゾウガメ】茶臼山動物園(長野県長野市)

そんな撮り方だから、失敗作品も当然多いですし、
その日の体調や精神状態によって、写真にムラができちゃう。
さらに問題なのは、いつまで経っても技術的に上達しない(苦笑)

ま、でも、私が撮っているのは記録写真じゃないし、
かといってゲージュツ写真でもない。「自分が撮った動物写真」
というカテゴリーなんですね、自分としては。

とか、屁理屈を言ってみたりして。

D30_9678
【ニホンザル】富山市ファミリーパーク(富山県富山市)

いっぽう、「伝えたい」という思いで写真を撮っているのは事実。
「何を」という主語がなかなか見つからないのが悩みですが…。
そんな時にU氏からいただいた感想は、大きな刺激というか、
ひとつの道標になったような気がします。

D30_9751
【ワオキツネザル】いしかわ動物園(石川県能美市)


自然体で撮っていけば、いいんじゃないかな…。
これまで通り、自分の直感を信じてシャッターを切ることが、
そのまま「主語」につながっていくのかもしれない。
アレコレと頭で考える前に、自然体で動物と向き合うことが、
やはり大切なのでしょうね。

U氏のコトバは、そんな示唆になったような気がします。

D31_3853
【ケープハイラックス】いしかわ動物園(石川県能美市)

しかし…。

「こわい動物をかわいく、かわいい動物をこわく」撮るという
私の「人柄」ってナンなんだろう?やっぱり気になるなぁ(笑)

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