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2010年5月12日 (水)

ケニアのTシャツ(第2回)

前回の「ケニアのTシャツ(第1回)」では、動物がモチーフになった
Tシャツをご紹介しました。

今回は…動物以外がモチーフになったTシャツをご紹介しましょう。

では早速、コチラから!

Kenya_t_shirt_d31_9795
さて、このデザインはいったい…??

私がいつも行くサバンナでは、見慣れない光景です。
こうした形の家も見かけないし、木の形もヤシの木みたいです。
サンブールやメルーなどのサバンナにも「ドームヤシ」というヤシの木が
ありますが、同じヤシの木でも形が違います。

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ドームヤシは幹が分岐する、ヤシとしては珍しい形の木です。
(ケニア・メルー国立公園)

それに、端っこにいる動物はヌーにも見えるけど、ウシっぽい。
野生動物がいないし、ヤシの木は生えているし…これはケニア!?

どうやら、これはケニアのインド洋沿岸部の風景のようです。
ケニアのインド洋沿岸にはナイロビに次ぐケニア第二の都市モンバサや、
マリンディやラムといった町もあって、欧州の人たちの「リゾート地」
になっています。

私は行ったことがないのですが、マリンディやラムは素朴な感じの町で、
とても良いところなのだとか。たぶん、このTシャツはその辺りの光景を
デザインしたものでしょう。

サバンナの光景でも、動物のデザインでもありませんが、ちょっと可愛い
デザインだったので、思わず買ってしまいました。

お次はコチラです。

Kenya_t_shirt_d31_9799
スワヒリ語と英語の対訳がデザインされています。

ケニアの公用語はスワヒリ語。
特に挨拶の「JAMBO!」は、中学校の英語の教科書にも載っていたので、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

各単語の横に描かれたイラストが、何気にカワイイです。
このTシャツを現地で着ていると、ケニアの人から「おもしろいね」と
よく言われます。コミュニケーションのキッカケとしてもGoodです。

さて、ケニアは多くの民族から成る他民族国家ですが、その中でも
マサイ族は特に有名で、ケニアを象徴する民族になっています。

Tシャツには、マサイ族をモチーフにしたものも、けっこうあります。

Kenya_t_shirt_d31_9806
赤はマサイ族を象徴する色です。

マサイ族は別名「草原の貴族」と呼ばれる、非常に勇敢で誇り高き民族。
草原で槍を持つ姿が有名なためか、野生動物を狩って生活をしているとか、
戦いを好むなどと思われがちですが、元々はサバンナで家畜と共に過ごす、
とても平和的な遊牧民族です。

もっとも、現在では若い世代を中心に町で仕事をするマサイ族が増え、
国の定住政策もあって、サバンナで遊牧をしながら暮らすマサイ族も
だいぶ減っているようです。

Dsc_0286
今や、民族衣装を着るのも、イベントの時くらいになってきました。

私にも、マサイ族の友人が何人かいるのですが、彼らは会社員、教師、
ソーシアルワーカー、牧師、自営業として町で働いていて、サバンナを
転々とする遊牧生活はしていませんし、普段は民族衣装を着ていません。

Kenya_t_shirt_d31_9807
でも、マサイの友人の村へ遊びに行くと、こんな感じで迎えてくれます。

実は「ケニアを象徴する民族」とはいえ、マサイ族はケニア人口において
ほんの数パーセントを占めるに過ぎない、むしろ少数民族なのです。
では、なぜ「ケニアを象徴する民族」になったのか。

それは時代が変わり、世代が変わっても、民族の伝統を守る意識が強く、
現代でもそれが引き継がれているから…だと思います。

マサイ族についてのお話は、とても長くなってしまいますので、別の機会に
詳しくお話することにしましょう。

話題はガラリと変わって…

ケニアには美味しいビールがあります。

R0012636
ゾウのラベルが、いかにもケニアらしいビールです

このビールは「TUSKER LAGER BEER」。
ケニアにはいくつかのビールがありますが、中でもこのタスカービールが
私のお気に入り。日本のビールに比べると、やや粗っぽい味わいなのですが、
日本と同じピルスナータイプのビールなので、抵抗なく楽しめます。

夜明け直前から日没直後まで、一日中サバンナに出て撮影をしていると、
夕方にはヘトヘトになり、集中力も途切れがちになりますが…
そんな時は「ロッジやキャンプに戻ったら、タスカービールを飲むんだ!」
というのを励み(?)に、もうひと踏ん張りして撮影を続けます。

タスカービールは、私の撮影の「パワーの源」なのです。

そんなタスカービールが、なんと!

Kenya_t_shirt_d31_9798
タスカービールのラベルが、そのままTシャツのデザインに!

これを着て撮影をすれば、疲れ知らずになれるかも!?

ただこのTシャツ、欧州からの観光客に人気があるためか、ロッジなどで
着ている人をよく見かけるので、私はあまり現地で着る気にはなれず…。

やはり、「戻ったらタスカーを飲むんだ!」とこらえながら、サバンナでの
撮影を続けるしかなさそうです。

ケニアには美味しいビールもありますが、コーヒーの産地でもあります。

ナイロビ市内に「JAVA HOUSE」という、コーヒーショップがあります。
スターバックスやドトールのようなチェーン店ですが、国産コーヒー豆、
つまりケニア産のコーヒーにこだわっており、ケニアの美味しいコーヒーを
手ごろな価格で楽しむことができます。

市内と空港内に店舗を展開していて、私もナイロビに立ち寄ったときには
朝食を食べに行ったり、飛行機の待ち時間に寄ったりしています。

その「JAVA HOUSE」のオリジナルTシャツがコチラ。

Kenya_t_shirt_d30_5646
「NAIROBI」という文字が、ちょっと誇らしげです。

他のTシャツはほとんどフロントプリントなのに対し、このTシャツは
バックプリント。お店のスタッフが着用しているものと同じです。

「タスカービール」のTシャツは、どこのTシャツ屋さんでも買えますが、
この「JAVA HOUSE」のTシャツは、JAVA HOUSEでの限定販売。
そんな「限定感」に刺激され、「限定」に弱い私はこのTシャツを買って
しまいました。

さて、限定感と言えば…

私が買うTシャツには、ちょっとこだわりがあります。

まずは、Tシャツのメーカーです。

ここまでの写真を見ていただいておわかりかもしれませんが…
私が買うTシャツはほとんどが、「ONE WAY」というメーカーのものです。

Kenya_t_shirt_d31_9808
ケニアのTシャツは、ONE WAYがオススメなのです!

ONE WAYのTシャツはデザインが良いだけでなく、品質が非常に高いのです。
MADE IN KENYAなのですが、あなどってはイケマセン。
洗濯機で洗っても色落ち、型崩れはほとんどなく、とにかく丈夫なんです。
日本で買うTシャツと同等…いや、モノによってはそれ以上かもしれません。

そして、もうひとつのこだわりはコチラ。

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私はこのマークが入ったTシャツを買うようにしています。

このマークは、ケニア野生動物公社(Kenya Wildlife Service)という、
ケニアの野生動物保護や管理、国立公園の維持を行っている国立機関の
マークなのです。(Kenya Wildlife Service=通称KWS)

ONE WAYのTシャツは、ナイロビ市内のショップで買うことができますが、
KWSのマークが入ったTシャツは、私が知る限りではKWS本部内のショップ
でしか買うことができません。知る人ぞ知る、これも「限定モノ」です!

KWSマーク入りのTシャツを買うのは「限定モノ」という理由もありますが、
KWSのショップで買うとKWSの収益につながるから、という理由もあります。
同じ買うなら、間接的にでも野生動物の保護に役立てる方が良いですから。

最後に、私のイチバンのお気に入りTシャツをご紹介しましょう。

Kenya_t_shirt_d31_9816
ポレポレTシャツです。

「え?ポレポレ?どこかで聞いたことがあるような…」と、思われた方も
いらっしゃることでしょう。そう、このブログの名前なんです。

ポレポレとは、スワヒリ語で「ゆっくり、ゆっくり」という意味。
「ポレポレ」はケニアの人たちを象徴しているような言葉で、その意味の
とおり、ケニアの人たちはとても大らかで、ゆっくりゆったりマイペース。

「ポレポレで行こう」というのは、まさしくケニアの人たちに共通している
人生観みたいなものですが、「ゆっくり行けば、何とでもなるよ」といった
たくましさみたいな意味も、私は「ポレポレ」の中に感じます。

私も、そんなケニアの人たちが大好きで、私自身もゆっくり歩みながらも、
たくましく自分の夢をかなえて行きたいと思っています。

今後とも「ポレポレで行こう!」をよろしくお願いいたします。

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