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2010年8月22日 (日)

東北の動物園(番外編) 山寺と、ひまわり畑と冷麺と…(2)

動物ブログ「ポレポレで行こう!」なのに、なぜか東北旅行のご紹介に
なってしまった「東北の動物園」シリーズの番外編。

今回も「番外編~その2」ということで、再び動物が登場しませんが…

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2回も続く「番外編」って、ナイと思うんだけどなぁ
(ユキヒョウ 多摩動物公園)

…ですよね、確かに。

でも、「山寺と、ひまわり畑と冷麺と…」というタイトルにしたのに、
まだ肝心な冷麺が登場しておりませんので。

Tama_d31_2408
ま、言い訳はイイから、2回目の番外編、いってみよー
(モモイロペリカン 多摩動物公園)

スミマセン、動物ファンの皆様。もう1回だけ、動物が登場してこない
「ポレポレで行こう!」にお付き合いください。

前回の「番外編」では、深く静かな木立の中を延々と1,015段の階段を
登っていく、立石寺(通称「山寺」)をご紹介したワケですが。

今回は、その立石寺を後にして盛岡へ向かう途中に出会った光景と味を
ご紹介することにしましょう。

【2.ひまわり畑】
立石寺から「下りて」来たあと、山形県を縦走する国道13号線を北上し、
次なる目的地、尾花沢へ向かいます。その途中で視界にパっと明るい
光景が飛び込んできました。よく見るとそれは…

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いち面のひまわり畑です!

場所は国道13号線沿い「道の駅むらかみ」の目の前の畑。
ふだん、動物ばっかり見ている私の目には、黄色く鮮やかな大輪の花が
とっても眩しくうつりました。

しばらくボーっと見とれていると、あることに気付きました。

「ひまわりの花が、みんなコッチを向いている…」

ひまわりは漢字で書くと向日葵。太陽の方に向いて(正確には東に向く
らしいですが)花が咲くのは当然なのですが、ここまで揃いもそろって
コッチを向いていると、ちょっと不思議な気分です。

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みんな、みごとにコッチを向いてくれています!

ということは、このひまわりを裏側から見たらどんな光景なんだろう?
…と思うのが人情(?)というものです。

このひまわり畑、実は巨大迷路になっていたので、さっそく中に入って
裏側からひまわり畑を眺めてみることにしました。

まず、横から見ると…

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ひまわりの横顔ばかり見えます

そして、裏側から見てみると…

Tohoku_r0013232
ひまわりの後姿ばかり見えます。

「だからどうした?」と突っ込まれそうですが…いや、だからどうだ、
ということはなく、確認してみたかっただけのことです。
案の定というか、当たり前ですが、というか…ひまわり畑は真正面から
見るに限る、ということが実感できました。(あたりまえですが)

【3.尾花沢の蕎麦と、銀山温泉】
さて、ひまわり畑の迷路で迷い(本当、なかなか出られなかったのです)、
お腹もだいぶ空いてきたので、尾花沢へ向かうことにします。

尾花沢は西瓜の産地として有名ですが、今回の目的は「そば」です。
国道13号線の山形県南部地域は、別名「そば街道」とも呼ばれていて、
美味しいそばを食べさせてくれる店が多い、という情報をキャッチ。

ソバ好きな私としては、ぜひとも立ち寄らねば…と思い、いくつかの
エリアの中から尾花沢を選んで、おそばを食べに行くことにしたのです。

選んだお店は、手打ちそば「たか橋」という国道13号線沿いのお店。
頼んだのは十割そば、食べ方はもちろん「もりそば」です。

前日の八木山動物園での「八木山もりそば事件」がふと頭をよぎり、
「また大盛りだったらどうしよう…」とちょっぴり不安でしたが…

開店間もない時間に入ったので「十割そばは、これから打つので時間が
かかりますよ」と言われたものの、「尾花沢産そば100%使用」という
十割そば、待ってでも食べるべし、ということで待つこと30分。

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尾花沢産そば100%の十割そばです。

案の定(?)けっこうなボリュームです。

蕎麦のタイプは藪系。やや緑がかった美しい中太のおそばです。
まずは、つゆにつけずに、数本のおそばをツルツルっといただきます。
そうすると…そばの実の香りがふわっと豊かに口の中に広がり、適度な
歯ごたえと、でんぷん質に由来するほのかな甘みが堪能できます。

美味しいおそばは、つゆにつけなくても美味しい…というのが持論の私。
「つゆにつけなくても美味しい」というのは、かつて、長野県箕輪村の
「赤そばの里」で食べた赤そば以来です。(その時のブログはコチラ

今回も、つゆをつけずに3分の1くらい食べてしまいました。

あー、美味しかった。また食べに行きたいけど…ちょっと遠いなぁ。

【4.銀山温泉】
美味しいおそばを食べて、「はぁ~、満足まんぞく」とお店でしばらく
くつろいでいたら、店内に銀山温泉のポスターが張ってありました。

銀山温泉…この近くなのかな?と思って調べてみたところ、尾花沢から
ほど近い距離にあることがわかり、ちょっと寄ってみることにしました。

銀山温泉とは、こんな所です。

Tohoku_r0013256
この光景、見たことがありませんか?

小さな川の両岸に立ち並ぶ、ノスタルジックな古い温泉旅館街。
冬になるとJR東日本のポスターなどで、この写真がそのまま雪景色に
なった光景をご覧になった方もいらっしゃるかと思います。

夏よりも冬の光景の方が有名な銀山温泉ですが、夏は「銀山温泉」の名の
由来になっている銀山の跡まで、川沿いを登って行くことができます。
(冬季は積雪のため、行くことができません)

Tohoku_r0013278_2
こんな滝がある川沿いを、銀山跡まで登っていきます。

川沿いの道は涼しくて…と言いたいところですが、この日も東北地方は
猛暑に見舞われ、涼しげな川の流れを見ながらも、歩いていくうちに汗が
どんどん出てきます。

ひと汗、ふた汗かいた頃に、ようやく銀山跡に到着。

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ここが銀山跡。この銀山の採掘中に温泉が発見されたのだとか。

銀山跡の中は大変涼しく、「ひゃ~、涼しい!」と喜んでいたのですが、
そのうち汗が冷えてきて体が冷えてしまい、「こりゃ寒い!」と猛暑の
外界に再び飛び出していったのでありました。

【5.盛岡冷麺】
さて、銀山温泉をあとにして、美味しそうな尾花沢スイカの露店を横目に
見ながら再び国道13号線に戻り北上、目指すは盛岡です。

盛岡に到着してみると、何やら市内はすごい交通渋滞。「この先通行止」
という看板が目について、「何ごとか!?」と思ったら…

Tohoku_r0013300
盛岡に到着した日は、「さんさ踊り」の初日でした!

市内はすごい人、人、人。お祭り目的で盛岡へ来たのではなかったので、
この日が「さんさ踊り」の初日だとは知らなかったのですが…

東北地方は8月の初旬にお祭りが集中していて、「さんさ踊り」の他に
有名な秋田の「竿灯祭り」や、青森の「ねぶた祭り」などもこの時期に
始まります。東北地方は一気に夏を迎える、という感じですね。

さて、そんな中を「盛岡といえば…」ということで冷麺を食べに行って
みました。いろんなお店がある中で、行ってみたのはコチラ。

Tohoku_r0013297
「食堂園」という焼肉屋さんです。

盛岡では、いろんなお店で名物の冷麺を食べることができるのですが、
「冷麺といえば焼肉でしょ?」という単純発想な私は「焼肉と冷麺」が
食べられるお店を選んでみました。

お店に行ってみると…お店の前には列ができていました。
でも、見た感じでは地元の方が多い…ということは、美味しいハズだ!
ということで、私も列に加わって待つこと30分(意外に回転が早い)。

ちょっと焼肉をいただいて、冷麺を注文してみたところ…

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ジャーン、これが盛岡冷麺でございます。

出てきました~、盛岡の冷麺。今回の旅行では、実はコレがイチバンの
楽しみだったので、期待100倍!美味しそう~!!いっただきま~す!!

スープは、口に含んだ瞬間は「かなりあっさりした味」ですが、スグに
口の中にトロけるようなダシの味が、やさしく広がってきます。かなり
繊細なダシの味わいから、丁寧にじっくりとスープが作られたことが
伺われます。まさに「あとを引く味」という感じでした。

冷麺特有の酸味はスープ自体にはなく、キムチから出てくるる酸味が
「脇役」をこなしてくれています。

そして麺。盛岡冷麺ならではの強いコシを持ちながらも、麺そのものの
味わいは、スープの繊細な味わいを崩さない淡白な味。これがスープと
絡まって絶妙なバランスになります。とっても美味しい!!

注文するときに「辛さは?」と聞かれたのですが、よくわからなかった
私は「ふつうでお願いします」と注文。私にとってはこれが正解でした。
スープと麺のバランスがとても繊細だけに、あまり辛いと食堂園の冷麺
本来の味わいが楽しめないように思いました。

後から知ったことなのですが…実はこの食堂園は、盛岡冷麺発祥の店
なのだそうです。かつて盛岡冷麺は「平壌冷麺」と呼ばれていたとか。
のれんの「元祖 平壌冷麺」というのは、つまり「元祖 盛岡冷麺」
ということだったのですね。勉強不足でした…。

【6.じゃじゃ麺】
さて、盛岡といえば冷麺の他に「じゃじゃ麺」「わんこそば」が有名。
これと冷麺を合わせて「盛岡3大麺」と言うそうです。

というワケで、盛岡市動物公園で撮影が終わったあと、じゃじゃ麺も
食べてみました。

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行ったお店はコチラ。

じゃじゃ麺にも、いろいろなスタイルがあるらしいのですが、今回は
事前調査をする時間がなく、とりあえず「さんさ踊り」で大混雑の
市内中心部を避けて、駅前周辺のお店に飛び込んでみました。

そこで出てきたのがコチラ。

Tohoku_r0013334
これが「じゃじゃ麺」です。

うどんのような太い麺の上に、肉味噌、キュウリ、ネギがのっています。
これをグシャグシャと混ぜて食べるのですが…

じゃじゃ麺は、中華料理店で出てくる「ジャージャー麺」がベースで、
中華麺の代わりにうどんを使うようになったのが「じゃじゃ麺」だとか。
基本的な味はジャージャー麺と変わらないのですが、肉味噌にかなり
コクがあり、淡白な味わいの太麺とマッチするようになっています。

食べてみると、なかなか美味しいのですが、単調な味がずっと続くので、
食べているうちに少々飽きてきてしまいます。

お店の方の話によると、食べながら自分で味わいをイロイロと変えて
いくのだとか。テーブルにはいろんな調味料があって、アレンジできる
ようになっています。

面白いのが、最後にちょっとだけ肉味噌と麺を残しておいて、そこに
玉子スープを入れて食べる「チータンタン」というスープ。
これが、最後にお口をサッパリさせてくれて、絶品な味わいでした。

盛岡3大麺のもうひとつは「わんこそば」ですが…
こちらは学生時代に盛岡で95杯(!)食べた、ということで今回はパス
させていただきました。

動物園がメインの旅行だと、撮影に時間をかけすぎて、なかなか観光や
食べることまで時間が割けないことが多いのですが…
今回は「動物園以外も楽しまなくちゃ、いけないなー」と、しみじみと
思った撮影旅行になりました。

せっかく、あっちこっちに行くんですから…楽しまなくちゃ!

では、次回よりまた動物ブログ「ポレポレで行こう!」に戻ります。

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懲りずに、また見てくださいねー (ラマ 仙台市八木山動物園)

◆東北の動物園シリーズはコチラ
 (1)仙台市八木山動物園
 (2)盛岡市動物公園
 (3)秋田市大森山動物園

【お知らせ!!】
写真がメインの日めくりブログ「一枚の動物写真」を始めました。
ぜひコチラもご覧ください!!

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