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2011年3月

2011年3月17日 (木)

【支援をお願いします!】被災した動物園が…!!

今回の東北地方太平洋沖地震では、東北の動物園も被災しました。

西日本の動物園に勤務している私の友人から、
◆福島の水族館『アクアマリンふくしま』では、緊急用の電源が尽きて、
 他の水族館に避難できなかった魚が全滅。
◆仙台市の八木山動物園では、暖房用の燃料が不足。それどころか
 水と飼料も間もなく底をつき、物資も届かない状況。
◆全国の動物園では、被災した水族館・動物園への支援飼料の輸送、
 動物避難の受け入れを開始している。
…という情報が3月17日に入りました。

大震災や原発事故で被災された方々への支援が重要であることは
言うまでもありませんが、一方で被災した動物たちも「生命の危機」に
あることもまた事実です。

私たちには、動物園へ支援物資を送ることは難しいことですが、
義捐金という形で動物たちを支援することが可能です。

動物を愛し、いつも動物園の動物たちと向き合っている私としては、
被災地の方々への支援と同様に、被災動物たちへの支援をして、
日ごろの恩返しをしたいと思います。

動物を愛する皆様におかれましても、ぜひご協力をお願いします!

【日本動物園水族館協会(JAZA)ウェブサイト】
http://www.jazga.or.jp/

【JAZAからの「支援のお願い」】←PDFファイルです
http://www.jazga.or.jp/siryo/shien_h23_03_14.pdf

【被災動物園・水族館への義捐金受付口座】
みずほ銀行 上野支店 普通預金 4180763
社団法人日本動物園水族館協会見舞金
(2011年6月30日まで開設)

■昨年夏に訪れた仙台市八木山動物園の様子はコチラ
「ポレポレで行こう!」 東北の動物園(1)仙台市八木山動物園

※この情報はもちろん正しい情報に基づいております。
 (上記の日本動物園水族館協会サイトにてご確認ください)

Yagiyama_d31_1589
(アビシニアコロブス 仙台市八木山動物園)

★被災した動物園の「その後」について追記しました。
 詳しくはコチラ

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2011年3月 7日 (月)

Great Migration 1 ヌーの大移動 まえがき

1月下旬から2月上旬にかけて、ケニアとタンザニアへ行ってきました。

今回訪れた動物保護区は
 ◆マサイマラ国立保護区(ケニア)
 ◆タランギレ国立公園(タンザニア)
 ◆セレンゲティ国立公園(タンザニア)
 ◆ンゴロンゴロ自然保全区(タンザニア)
…の4ヶ所です。

今回の主な目的は、マサイマラ~セレンゲティ~ンゴロンゴロと連続する
大サバンナ地帯を巡ることでした。ケニアとタンザニアの国境をまたぐ
この広大なサバンナの面積は約25,000平方キロ。この広さは日本でいえば
四国のほぼ1.5倍の面積にあたります。

National_reserves
今回は、この広大な3つの動物保護区を巡るのが目的でした。

なぜ、この広大なサバンナを巡ってみたかったか…
それは「ヌーの大移動」を体感したかったからです。

マサイマラ、セレンゲティ、ンゴロンゴロ…3つの保護区に分かれている
だけでなく、そこには国境まであるのですが、動物たちにとっては国境も
保護区の境界線も関係ありません。

この連続した広大なサバンナを、200万頭ものヌーやシマウマが草を求めて
壮大な旅を続けています。途中にはライオンやハイエナなどの肉食動物が
待ち構え、ワニが潜む危険な川があり…そうした幾多の危険を乗り越えて
「生きる」ために毎年繰り返される大移動は、まさに自然界の大叙事詩。

Great_migration_1
1年をかけて繰り返されるヌーたちの大移動。
その移動距離は3,000キロにも及びます。

これまでも、ヌーの大群はマサイマラ国立保護区で何度も見ましたが、
ヌーがマサイマラに集まっているときに、果たしてセレンゲティはどんな
様子なのか…本当にヌーはいないのか、いつも気になっていました。
逆にマサイマラでヌーを見かけない時は、「ヌーはどこにいるんだ?」と
気になっていました。

今回は同時にマサイマラとセレンゲティ、そしてンゴロンゴロを巡って、
いわば「ヌー探しの旅」をしてみよう…と思ったわけです。

Ngorongoro_d30_2915
広大なサバンナで、ヌーを探してみようと思いました。
(ヌー ンゴロンゴロ自然保全区・タンザニア)

ケニアのマサイマラとタンザニアのセレンゲティは隣接しているので、
その間の国境を通過できれば楽に移動できるのはずなのですが…

その国境は閉鎖されているため通過することができず、マサイマラから
セレンゲティへ向かうには、
1.マサイマラからいったんナイロビまで戻り、まず1泊
2.翌朝ナイロビから南下して国境の町ナマンガでタンザニアへ
3.タンザニアでのサファリの拠点となる町、アルーシャを通過
4.途中のタランギレ国立公園で1泊
5.タランギレ国立公園からンゴロンゴロを通り、セレンゲティへ向かう
…という、2泊3日の「大移動」を余儀なくされます(下図参照)

Kenya_tanzania_route
今回の旅の行程図。ぐるりと遠回りの大移動になりました。

動物ならば歩いて通れる場所を、人間は「国境」があるがゆえに通れず、
そのために膨大な時間をかけて遠回りをする…人間の都合で作った国境が、
かえって移動を不便にしているなんて、なんとも滑稽な話ではあります。

そんな「大移動」を私もしながら、ヌーの大移動を追いかけてみました。
次回より何回かに分けて、その様子をお話したいと思います。

【つづく】


ヌーの大移動を追った「Great Migration」シリーズはコチラ
Great Migration 1 まえがき
Great Migration 2 マサイマラ 静かなる緑の草原
■Great Migration 3 セレンゲティ 大移動の出発点(予告)
■Great Migration 4 大移動を支える草原(予告)


◆ヌーの大移動の地図作成にあたっては…
 「M/Y/D/S 動物のイラスト集」さんのイラストを使用しました。
 

great_migration

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2011年3月 1日 (火)

おかげさまで…

動物にまつわるお話を書き綴ってきたこのブログ「ポレポレで行こう!」も
おかげさまで2万アクセスを超えました。

ブログを開設してから1年4ヶ月、当初は週2回更新で始めたものの、
もうひとつの動物写真ブログ「一枚の動物写真」を始めてから週1回になり、
そのうち更新が不定期になってしまい…と、現在ではタイトルとおりの
「ポレポレ(ゆっくりゆっくり)更新」ですが、多くの方に読んでいただき、
とても嬉しく、そして感謝の気持ちでいっぱいです。

Chibacity_d30_9205
読んでいただいた方に感謝しなくちゃいけないね!
(ニシローランドゴリラ 千葉市動物公園)

これまでに書いた記事を改めて読み返してみると、どれもこれも稚拙な文章が
長々と綴られていて気軽に読めるものではなく、果たしてブログという場の
内容として相応しいものなのかどうか、疑問に思えるのですが…

とはいえ、これまでに記事を書き続けてきた自分のことを振り返ってみると、
ひとつひとつの記事を書く度に動物たちのことを知り、驚き、動物たちへの
思いを新たにしてきたように思います。

これからも、そうした新たな思いを熟成させながら「ポレポレで行こう!」を
ポレポレで更新していこうと思っていますので、今後も引き続きご愛読のほど、
なにとぞよろしくお願いいたします。

Masaimara_d30_1112
これからも、よろしくおねがいいたします!
(ハーテビースト マサイマラ国立保護区・ケニア)

20000

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